ソフトバンク・デスパイネ 贖罪の大暴れ

2019年08月02日 16時30分

試合後、上林に誕生日ケーキをプレゼントしたデスパイネ

 ソフトバンクが1日の西武戦(メットライフ)に11―10で逆転勝ち。壮絶な乱打戦を制して、同一カード3連敗を阻止し、2位・日本ハムとの差を1・5ゲームとした。

 勝利の立役者は4番のアルフレド・デスパイネ外野手(33)だ。初回に先制の24号2ランを放つと、6回には値千金の25号同点ソロ。主砲の4安打4打点の活躍に、工藤監督も「最高の一日になったんじゃないか」と笑顔を浮かべた。

 キューバの大砲による贖罪(しょくざい)の思いを込めた大暴れだった。初戦も4番・DHで出場しながら熱中症のような症状から1打席で途中交代。チームはそこから連敗していた。“サウナ状態”とも言われる球場だけに致し方ない面もありそうだが…。ただ、苦しいチームの現状。現有戦力で踏ん張らないといけない長期ロード初戦での主砲の離脱には「飲みすぎたのか何なのか、知らないけど…」と冷ややかな声があった。

 デスパイネからしても申し訳ない気持ちでいっぱいだったという。「こういうチームの状況で迷惑をかけてしまったという思いが本人にもあります。体調管理も大事なことで自分の責任なので。チームのためにという思いがありました」(近いチーム関係者)。初日は水分補給がやや少なめだったとのことで、前日の試合からは水分を大量に摂取して万全を期して臨んだ。

 試合後、誕生日でお立ち台に立った上林に「オメデトウゴザイマス」とケーキをプレゼントした。残り44試合。チームのために打ちまくる。