8四死球の藤浪を抹消 矢野監督「次のチャンスは晋太郎自身がつかむもの」

2019年08月02日 00時09分

藤浪は結果を残せず二軍へ…

 阪神は1日の中日戦(甲子園)に3—2で競り勝ち、2カード連続の勝ち越しを決めた。今季初の先発マウンドに上がった藤浪晋太郎投手(25)は5回途中を投げ1失点とゲームこそつくったが8四死球と制球を乱し勝ち投手の権利を得ることなく降板。その後は守屋—島本—ジョンソンら5投手の継投で後続を断ち、接戦をものにした。勝利投手の島本は4勝目をマークした。

 同学年でドラフト同期入団の盟友が藤浪を救った。藤浪が降板直後の0—1の5回、一死走者なしの場面で打席に入った北條史也内野手(25)が相手先発・ロメロの投じた5球目のストレートを強振。浜風に乗った打球は左翼ポール際へ届く同点の3号ソロ。息苦しい試合展開の中、チームメートを勇気付けた一撃は、その後の逆転劇を呼び込む価値あるアーチとなった。お立ち台で北條は「(藤浪は)マウンド降りるのが早いなと思っていましたが、負けを消すことができて良かったです」と藤浪をイジリつつ気遣った。

 矢野監督は試合後、北條を「練習ではいい感じになっていたので。ホームランというのはちょっと驚いたけどナイスバッティングだった」と、たたえつつ、不本意な投球内容となってしまった藤浪に関しては「抹消します。次のチャンスは晋太郎自身がつかむものだと思う」と二軍での再調整を明言した。