ソフトBスアレス 1イニング50球無失点の怪記録実らず

2019年08月01日 16時30分

1回50球を投げながら無失点で切り抜けたスアレス

 ソフトバンクのロベルト・スアレス投手(28)が31日の西武戦(メットライフ)で「1イニング50球無失点」の“怪記録”を作った。

 初回先頭の秋山を8球で二ゴロ、源田に四球、そして外崎から空振り三振を奪い、この時点で27球。山川には6球ファウルで粘られながら12球目で空振り三振、森には四球を与えて7球を要した。二死満塁のピンチを招くも、中村は4球で空振り三振とし、無安打無失点で切り抜けた。

 初回に投げた球数は実に計50球。パ・リーグの記録集ブルーブックには1イニング53球以上を投げた11人が掲載されているが、無失点に抑えた投手は一人もいない。

 結局スアレスは4回を投げて105球、5四球を与えながらも1安打無失点で、降板後は「4イニングしか投げられなかったのは大きな反省点。なかなかリズムに乗れない中で0点で抑えることができたことは今日の収穫」と話した。

 工藤監督はスアレスについて「よく投げたと思う。暑い西武ドームの中で最後まで集中力を切らさないで粘ってくれたのはナイスピッチング。僕も50球で0点というのは初めて見ました」と驚いた様子。

 しかし、チームは0―2で敗れ、2位・日本ハムに0・5差に迫られた。首位の座が危うくなっただけに指揮官の表情も終始険しかった。