阪神の新助っ人ヤンハービス・ソラーテ内野手(32=マーリンズ傘下)が23日、甲子園の一軍練習に初参加した。メジャー通算75発のスイッチヒッターは、左右両打席で66スイング中、安打性は14本、柵越えは0。守備では遊撃、二塁、一塁、左翼でノックを受けるなど万能ぶりをアピールした。

 グラウンドでは、同じベネズエラ出身で、この日の対戦相手DeNAのロペスから「(日本に)来られておめでとう」とエールを送られるひと幕もあった。

 ソラーテは「初めて(甲子園に)立っていい刺激になった。ここでプレーしたい気持ちになったよ。浜風? 気にしていない。球を強く打つことしか考えていない」。矢野燿大監督(50)は「本人はどこでもやるという感じで来てくれている。ツボにハマれば長打も打てる感じだ」と評した。

 今後は24日の二軍の練習試合(鳴尾浜)に出場予定だ。