中日 松坂に期待される高卒ルーキー捕手・石橋の教育係

2019年07月11日 16時30分

一軍練習に合流する松坂

 右肩の故障から復活を目指す中日・松坂大輔投手(38)が12日から一軍練習に合流し、後半戦開幕カードの阪神3連戦(15~17日)での先発が10日、有力になった。与田監督は「ファームでもしっかりと(結果を残している)。後半戦すぐにでもと考えている。先発? そうですね。勝つために松坂の力を借りたい」と巻き返しに燃えている。

 前半戦を借金6のリーグ5位と不本意な成績で折り返す中日にとって、今後、松坂が救世主的な存在になる可能性は十分。指揮官は「今、松坂に他の選手にいい影響を与えてくれなどと言うべきではない。みんなライバル。松坂が自分の成績をしっかり残せばチームのためになる」と言葉を選んだが、チーム内では9日の広島戦で高卒ルーキーとして球団初のスタメンマスクをかぶった石橋康太捕手(18)の教育係としての面も期待されている。

 チーム関係者は「石橋のプロ初スタメンは同じ10代の清水と組んで堂々としていたが、松坂と組んだらテンパってしまう可能性だってある。それでも実際、松坂と組めば配球面とか飛躍的に成長できるはず」。伊東ヘッドも「(松坂には)影響力というのはある」と認める。

 二軍戦ではブルペンを含めて一度も松坂の球を受けたことがないという石橋は、松坂とのバッテリーを心待ちに。「楽しみというよりは責任感のほうが強い。松坂さんの足を引っ張らないように最善の準備をしないと。吉見さんや山井さんという、すごく経験のある投手の方々の球を受けて成長できた部分もあるので、感じながらやりたい」

 ベテラン右腕は勝ち星だけではなく、若竜ナインの底上げにも貢献してくれそうだ。