巨人は10日の阪神戦(甲子園)を4―1で快勝。課題だったGリリーフ陣がいよいよ整ってきた。

 3点リードの7回に5連投で田口が登場。8回一死まで無安打投球を見せると、澤村につないで、9回は3連投の中川が締めて13セーブ目をマーク。安定感を増してきた中継ぎ陣に原監督は「一つ二つ、上に上がったんじゃないかなと思います」と目を細めた。田口は「心の準備はできていた。まだ23歳なので」と5連投にも平然。宮本投手総合コーチは「9連戦はリリーフ陣が頑張った。後半戦は新しい戦力も来る」と、球宴明けの新助っ人デラロサの合流による、さらなる強化を予告した。