日本ハム・清宮に中田が不振脱出のヒント 「振って振って振りまくれ」

2019年07月10日 16時30分

清宮にゲキを飛ばした中田

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が不振にあえいでいる。右手有鉤骨の骨折から復帰後、一塁を中田翔内野手(30)と併用する形で一軍出場を続けているが、打率2割を切るなどプロ2年目の壁に直面。そんな清宮を、定位置を争う主将の中田はどんな思いで見ているのか。

 自身の後を継ぐべき将来の主砲候補に対し、中田は「俺の1年目、2年目と比べたら清宮の技術は高いけど、不振をカバーできるだけの経験や技量はまだない。いろいろ悩んでるようだけど、やっぱり長打力がアイツの魅力。周りがどうこう言っても仕方ない。これを乗り越えていくしかない」とゲキ。同じ複数球団競合のスター選手として、プロの壁にもがく後輩を思いやる。

 自身はプロ4年目の12年、就任直後の栗山監督がシーズンを通じて4番に固定。不振でも我慢強く起用し続けた。

 不振脱出のヒントについて中田は「とにかく振るしかない。(清宮も)状態のいいときは振りにいってたでしょ? 俺も若いときはズルズルいっちゃってたけど、とにかくバットを振った。形がどうであれ、振って振って振りまくることで見えてくるものがある」とアドバイスを送る。

 また、不振の中での起用には、栗山監督なりの愛もあるという。「監督にはすごくいろんな話をしてもらった。とにかく『俺はお前を信じてるから』とね。一軍起用は監督なりの愛? もちろんそう。監督なりのなんらかのメッセージを感じ取ってほしい。結果が出なくても腐らず練習を続けてるし、もがき苦しんでることは絶対アイツのためになる。こういう経験をせずにすごいバッターになった人はいないんだから」と中田。主将の金言は悩める清宮の耳に届くか。