ソフトバンク・松田が5年連続20号弾 モチベーションは意外な“連続出場”

2019年07月09日 16時30分

「熱男」を決める松田宣

 交流戦MVPにも輝いた熱男のバットが止まらない。ソフトバンクの松田宣浩内野手(36)が8日の西武戦(東京ドーム)で20号アーチを放った。4回に西武・高橋光の内角直球を左翼スタンド上段に突き刺して、恒例の「熱男ポーズ」を決めた。

 2015年から20発超えを続けており、球団では史上5人目となる5年連続20本塁打を達成した。野村克也氏、門田博光氏、松中信彦氏、城島健司氏の豪華レジェンドOBに並んだ。「球宴前に打ててよかった。ここから25本、30本と打っていきたいです」と話した。

 過去に打撃タイトルとは縁がないが、その分“継続への美学”を強く胸に抱いてプレーしている。今季も「4年連続で全試合に出場していて、6年連続でゴールデン・グラブを受賞できている。続けられているものは続けていきたい」と力をこめる。

 さらには“オフの連続出場”もモチベーションの一つとなっている。拠点が東京から離れた福岡にもかかわらず恒例となっているのが、TBS系テレビ「サンデーモーニング」の張本勲氏による名物コーナーへのゲスト出演。これも人気選手であるのと同時に、毎年継続して活躍している証明でもある。「張本さんの『喝』の番組にも4年連続で出させてもらっている。そんなに出ている現役選手はいないでしょう! 張本さんも『松、好きにしゃべっていいぞ』と優しく言ってくれます」と笑顔で話すほどだ。

 今季はチーム唯一の全試合出場の継続だけでなく、打率2割9分8厘、20本塁打、53打点でチーム3冠王。シーソーゲームとなったこの日の試合も延長12回に8―7でサヨナラ勝ちし、首位の底力をまざまざと見せつけた鷹を衰え知らずのベテランがキャリアハイペースで引っ張っている。