阪神は8日の巨人戦(甲子園)に3―4で惜敗。今季ワーストの16残塁の拙攻が響き勝率5割に逆戻りだ。前夜の広島戦で左手首を痛め、大事を取って試合を欠場した梅野の代役・坂本が2号ソロを含む3安打2打点と気を吐き、先発の西も6回3失点とゲームを作ったが、あと一歩及ばずチームの連勝も3でストップ。矢野監督は「めちゃくちゃ悔しいけど残り2試合でリベンジしたい」と悔しさをかみ殺した。

 点を取っては取られのシーソーゲームに、観客席を埋め尽くした虎党たちも一喜一憂を繰り返したが、そんな中、一塁側内野席でひときわ熱狂的な声援を送り続ける一人の美女を発見。「浪速のエリカ様」こと上西小百合元衆院議員(36)だ。さっそくインタビューを試みると――。

「今、阪神は単独2位ですよね。私の大好きな藤川球児選手も見事な復活を果たしましたしね。あとはやっぱり鳥谷選手の出場機会を増やしてほしいかな。ルーキーの近本選手もいいですよね。とにかく今年は本当に優勝を狙えますよ」

 ビール片手に冗舌に語ったが、参院選を目前に控えた時期とあって政治の話に話題が及ぶと、猛虎の鋭い目つきに一変。北方領土の帰属をめぐる不適切発言で糾弾決議が可決されても議員の座に居座る丸山穂高衆院議員をぶった切った。

「一連の行動と言動は本当に恥ずかしいのひと言。痛いよね。屁理屈だらけで自分の非を認めない態度を見ると、ああこの人、官僚の落ちこぼれなんだなって思います。落ちこぼれじゃなきゃ維新から出馬しませんよ。矢野監督を大いに見習わないと。あの方は自身の采配に絶対に責任を持つし、過度に選手のことを責めたりはしない。ベンチの雰囲気が明るいのも納得ですよね。賛否両論ある“矢野ガッツ”もぜひ継続してほしいです」

 上西氏は昨夏、本紙上で「阪神が優勝したら虎柄のビキニを着ます」と公約。残念ながら阪神は昨季屈辱の最下位に沈み、ビキニ姿を披露することはなかったが「あの公約は今季に持ち越しです。優勝したら着ますよ、虎柄のビキニ。でも今年は本当に優勝しちゃうかも。セクシーなやつを用意しておかないと。ウフフ…」と“公約続行”へ並々ならぬ意欲を見せた。