西武・山川が久々28号ソロ スランプ入り口は巨人・炭谷のリードだった

2019年07月09日 10時42分

28号ソロ本塁打を放った山川(右)

 西武・山川穂高内野手(27)が8日のソフトバンク戦(東京ドーム)で6月20日の中日戦(ナゴヤドーム)以来13試合、28打席ぶりの安打となる28号ソロを放った。

 久々の手応えに「打ててよかった。ホームランというのは不思議なもので、その後の打席でどっしり立てて(ボールの)見え方も違った」と言いながら「ただ試合に勝たなきゃ本当に喜べない。明日につながってくれればいい」と延長12回、7―8のサヨナラ負けを振り返った。

 ひとまず今季最長となるスランプを脱したが、その入り口は6月12日の巨人戦(メットライフ)にあった。この試合で山川は3回に左翼線へ3点適時二塁打を放ったが、4回の第3打席で田原の106キロのスローカーブに転倒するほど豪快な空振り三振。7回の第4打席でも3番手・高木のチェンジアップに翻弄され三振に倒れた。

 この試合でマスクをかぶっていたのが去年までチームメートだった炭谷銀仁朗。西武関係者は「今思えば、銀仁朗に山川攻略の手本のような攻め方をされ、それを他球団が追随していった。あのカードでは(炭谷に2戦5打点と)打つ方でやられたけど、リードの方でも結果的に“恩返し”をされた」とぽつり。

 その攻略法とは、山川の生命線である独特のステップを崩すために“内角を意識させた上で、緩急を使いタイミングを前後に崩す”というもの。この日の一発で吹っ切れるといいが…。