阪神の悩める助っ人、ジェフリー・マルテ内野手(27)が5日の広島戦(甲子園)で1点ビハインドの5回、同点の7号ソロ。チームは31で勝利し、3位タイ浮上に貢献した。

「一打席一打席が勝負だから、いつもポジティブな気持ちで準備している。成果を出せてよかった」。前日4日のDeNA戦(横浜)では3度の絶好機に凡退し、チームの足を引っ張り続けたが、何とか汚名返上に成功した。

 もっか、球団は新外国人候補のヤンゲルビス・ソラルテ内野手(32=マーリンズ3A)の獲得調査を推し進めており、マルテとしては尻に火が着いた格好だ。自らが一発を放てば7連勝とゲンの良さは健在だが、安穏とはしていられない。