ソフトB・グラシアル 好調キープの裏に取材陣への“神対応”

2019年07月03日 16時30分

6打点に加え好走も披露したグラシアル(右)

 首位ソフトバンクは2日、2位楽天戦(ヤフオクドーム)に8―6で競り勝ち、今季最長タイの5連勝を飾った。初回にジュリスベル・グラシアル内野手(33)の17号3ランで先制。8回に一時逆転を許すも、直後にグラシアルが再逆転の2点打を放って首位固めに成功した。柳田不在の打線をけん引する助っ人は勝負強い打撃で2安打6打点の大暴れだ。

 ここまで打率3割3分2厘、17本塁打、41打点(2日時点)。「去年経験したことで、練習の流れや試合までの過ごし方が分かった。それが大きい」と2年目の余裕が好調の要因だという。

 報道対応にもこだわりがある。「打てなかった時に、何が悪いのかを分析して反省することが大事。記者に話をするには、きちんと頭の中でそれが整理できていないとできない。だから、悪い時ほど(取材対応は)大事なんだ。当然、打てない時は私も少し感情的になっていて取材がしにくいと思うけどね」。状態が下降気味だった交流戦中には、直撃取材した記者の肩を優しくさすり「来てくれてありがとう」と言って落ち着いた口調で取材に応じた。

 実直で勤勉なグラシアルには、工藤監督も「そういう姿勢が結果につながっている」と全幅の信頼を置いている。「私は常に相手を分析し、研究している」と語るキューバ砲。打てない時ほど取材対応は冷静に丁寧に――。日頃の“神対応”が自身の成績にはね返っている。