赤ヘル3連覇に貢献した下水流 楽天・三好とトレード

2019年07月02日 14時22分

広島・下水流昂(左)と楽天・三好匠

 苦しむ赤ヘル軍団が4連覇へ攻めの一手を放った。広島・下水流昂外野手(31)と楽天・三好匠内野手(26)とのトレードが成立したことが2日、両球団から発表された。

 2012年にドラフト4位でホンダから入団した下水流は、昨季67試合に出場し、打率2割6分3厘、4本塁打、12打点。昨年7月19日の巨人戦(マツダ)では8―9の延長10回に劇的なサヨナラ2ランを放つなど、要所で勝負強さを発揮してリーグ3連覇に貢献した。だが今季はキャンプ中の故障で開幕は二軍スタート。西川の外野転向や長野の加入、高橋大の台頭もあり、ここまでは2試合で無安打だった。

 一方、三好は内野の守備固めとして昨季70試合に出場。遊撃を中心に二、三塁を守れるのが魅力で、今季も17試合に出場している。交流戦の急失速で現在リーグ2位の広島は、正遊撃手の田中広が打撃不振にあえぎ、三塁手も固定できていない。接戦を勝ち抜くため、作戦面のバリエーションを増やす意味で重要な存在となりそうだ。


 下水流のコメント「大変驚いています。カープ球団には約6年半、お世話になりました。その中で優勝も経験させてもらい、とても素晴らしい時間でした。東北楽天ゴールデンイーグルスへ行っても、力になれるように精一杯頑張ります。カープファンの皆さま、6年半応援ありがとうございました」

 三好のコメント「まずは、高校を出てからここまで育ててくださった、チーム、球団関係者の皆さん、大変お世話になりました。そして、いつも応援してくださった東北のファンの皆さん、8年間、ありがとうございました。心機一転、カープの優勝に貢献することが皆さんへの恩返しになると思っています。そして、秋にはイーグルスと日本シリーズで対戦し、皆さんに元気な姿をお見せしたいです。高校を出てからずっと仙台だったので、今では仙台は第二の故郷です。その仙台を離れるのは寂しいですが、広島でも頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」