広島・床田が交流戦で得た千賀イズム

2019年07月01日 16時30分

念願のプロ初安打を放った床田

 なかなか勝ち切れない。交流戦を最下位で終えた広島は30日のDeNA戦(横浜)に延長12回、2―2で引き分けた。勝利目前の9回に追いつかれ、交流戦明けの初勝利を逃したが、先発の床田寛樹(24)は6回1失点の好投。この日は打撃でも存在感を見せた。

 3回二死で打席に立つと、カウント2―2と追い込まれながらも井納の変化球をしぶとく中前へ。「打撃が好き」という床田は今季29打席目、プロ35打席目に飛び出した初安打に、一塁上でガッツポーズだ。

 交流戦は3試合に先発し0勝2敗。6月14日の楽天戦では2回途中5被弾を含む7失点KOされ、ベンチで涙した。ただ、パ・リーグの選手から学ぶこともあった。床田は「やっぱり千賀さんですね」と言う。

 千賀とは7日のソフトバンク戦で投げ合った。床田は「僕は(調子が)悪かったら悪いままになっちゃうんですけど、千賀さんは調子が悪くても6、7回とイニングを投げてくる。そういうところは自分も、という気持ちになりました」。

 チーム内では大瀬良、ジョンソンに次ぐ5勝を挙げ、ローテーション投手としての地位を確立しつつある。それでも「今日は反省の方が多い。自分のイメージ通り投げられたのは6回だけ」と左腕の自己採点は辛口だ。さらなる成長のために千賀イズムを追求していく。