ソフトバンク・松田宣浩内野手(36)が26日、日本生命セ・パ交流戦MVPに初選出され、ヤフオクドームで受賞会見を行った。

 全18試合に出場して打率3割4分8厘(6位)、7本塁打(2位タイ)、14打点(3位タイ)と力強い打撃でチームをけん引。「積極的に自分のスイングをできたのが大きい。波が少なく、コンスタントに打つことができた」と好調の要因を語り、印象的な活躍には「DeNA戦で今永選手から2本打てたこと、大学時代にプレーしていた神宮(のヤクルト戦)で2本打てたのはよかった」と2度記録した1試合2本塁打を挙げた。

 賞金200万円の使い道については「スタッフの皆さんのために使えたらいいなと思います」と、日頃のサポートへの“恩返し資金”にする考えだ。

 チームも交流戦Vでパ・リーグ首位に躍り出た。「リーグ戦もいい位置にいるので、ここから独走できるようにチーム一丸となってまた頑張りたい」と気合を入れた。