【球宴】阪神・近本 山田哲から「四球の極意」学べ

2019年06月25日 16時30分

阪神から選出された近本(右)と梅野

 阪神のドラフト1位・近本光司内野手(24)はルーキーでただ一人、ファン投票で選出された。打率2割6分8厘、6本塁打、24打点でリーグ2位の18盗塁を誇る虎のリードオフマンは「新人でオールスターに出るということは全然考えていなかった。すごい選手が周りにいるが、自分の武器である足をアピールしていきたい。塁に出れば先の塁を狙っていきたい」と初の夢舞台に胸を躍らせた。

 各球団の一流選手が集結する球宴は絶好の“学びの場”でもあり、近本も「(西武の)秋山選手に(外野)守備について深く聞いてみたい。(ヤクルトの)山田哲人さんには盗塁について聞きたい」と意欲的だ。そんななか、チーム内から「四球の極意を学んできてほしい」との“珍要求”が出ている。

 近本はすでに322打席に立っているが、ここまで20四球。1番打者としては寂しい数字で、本人も「なかなか四球を取れないタイプなんです。その前に打ちにいってしまうので。取れたときはすごくうれしいのですが…」と課題として認識している。そこで「ヤクルトの山田から四球の取り方を伝授してもらってほしい。うちの投手陣も苦しめられているが、あの選球眼はかなりの高等技術。1番打者として見習う点は多い」(チーム関係者)というわけだ。

 山田哲は両リーグトップの68四球。打席の左右やチーム内での役割などに違いはあるが、虎の1番を担う近本の四球が増えて出塁率が上がれば、チームにとってもプラスに働く。

 第2戦の舞台は本拠地の甲子園。「何かの縁。ファンの人に恥じないようなプレーを見せたい」と言う近本にとって、打って、走って、守って、学んで…と大忙しの球宴になりそうだ。