“元女房”西武・森が悩める藤浪にエール

2019年06月24日 16時30分

藤浪にエールを送った森

 高校時代の女房役から阪神・藤浪晋太郎投手(25)に心強いメッセージが届いた。21日からの阪神―西武(甲子園)の交流戦中、西武・森友哉捕手(23)が、復活を目指す藤浪について言及。大阪桐蔭時代の1学年先輩の現状を気遣いつつ「藤浪さんらしさをなくさないような形で、本来の舞台に戻ってきてほしいです」と、言葉に思いを込めた。

 森は大阪桐蔭時代の1年秋から正捕手の座をつかみ、藤浪とバッテリーを組んだ。そして自身が2年時の春夏甲子園、秋の国体で3冠制覇。「当時は配球とかより藤浪さんのボールを受けることに必死。変化球のワンバウンドを止めるのも大変でした」と話すように、高校生として異次元だった藤浪の実力を最も知っている。

 だからこそ「復帰をあせって、小手先で置きにいくような投球でまとめたりだけはしてほしくない。時間がかかってもいいので、思い切って力で押していく投球スタイルを変えてほしくないです」と希望を口にした。

 現在、藤浪は4度の二軍戦に登板。直近では18日の広島戦(鳴尾浜)で今季最長の7回10安打、7奪三振、2四球3失点だった。3回に3連続長短打などで6安打を集中され3点を失ったが、修正して予定通りの7回を投げ切った。

 次回はイニング制限を設けず28日のウエスタン・広島戦(マツダ)以降に登板し、一軍復帰を目指していく予定だ。

「藤浪さんは頭もいいし、周りが見え過ぎるくらい見えてしまうし、考えてしまうところがある。自分の中でのイメージと実際の投球とのギャップがあるんでしょう」

 先輩をおもんぱかり言葉を選んだ森。今回の交流戦での対戦はかなわなかったが、いつの日か藤浪の豪速球を、フルスイングで打ち返すつもりだ。