阪神は23日の西武戦(甲子園)に3―7と敗れ、交流戦初の同一カード3連勝はならなかった。

 先発ガルシアは序盤こそ身上の「打たせて取る」投球を見せたが、6回一死から5連打を浴び、この回だけで5失点。6回途中を9安打7失点の内容で3敗目を喫した。左腕は「調子は悪くなかったが、大事なところで粘ることができなかった。6回が全てだった。チームにもブルペンにも申し訳ない」とうなだれた。

 交流戦を6勝10敗2分けで終えた矢野監督は「ここにきてちょっと体の状態が悪い選手も出てきて苦しい戦いになったが、粘れる試合もあったし、面白い部分も見せられたと思う。今日は勝ってしっかり終わりたかった」と話した。

 リーグ戦再開は29日の中日戦(ナゴヤドーム)から。指揮官は「体を休める選手はしっかり休めてほしい。短い間にも課題を埋められるようにしたい」と語った。