右肩痛からの復活を目指す中日・松坂大輔投手(38)が21日、ウエスタン・リーグの広島戦(ナゴヤ球場)に今季3度目の実戦登板を果たし、6回を7安打2失点にまとめた。

 復帰後、最多となる108球を投げ、直球の最速は139キロを計測。松坂は「今日は体に力が入らないというか、全体的にどうにもならなかった」と言いつつ「僕は若い時から常に状態がいい時よりも悪い時にどう抑えるかを考えながら投げてきたので、そういう意味では一番いい試合だったと思う」と振り返った。一軍復帰へ向けて「(首脳陣から)僕としては言われれば(いけます)、言われなければ来週(も二軍で)投げると思います」と準備万端であることを強調した。