中日 元監督の落合氏、谷繁氏の前で大醜態…9回に5点のリードを守れず逆転負け

2019年06月17日 16時30分

 中日が楽勝ムードから一転、奈落の底に突き落とされた。16日のロッテ戦(ZOZOマリン)は、救援陣が総崩れ。5点リードの9回に6点を奪われ、まさかの大逆転サヨナラ負けを喫した。

 最終回のマウンドに上がった5番手・田島が大乱調で、1本塁打を含む2四球や2暴投などで一死しか奪えず3失点。慌てて投入した新守護神のR・マルティネスとロドリゲスでも悪い流れは止められず、悪夢の幕切れとなった。

 与田監督は「結果がすべて。見ての通り力負けをしている。そこは素直に我々も受け入れないといけない。痛い敗戦? 当然でしょう」と険しい表情だった。

 屈辱の今季6度目のサヨナラ負けとなったが、チーム内では「よりによってあの人たちの前でこんな醜態をさらしてしまうなんて…」と気まずい空気が流れている。この日の試合をCBCラジオで落合博満氏、東海ラジオで谷繁元信氏が、それぞれの番組で野球評論家として解説。いずれも中日元監督だったこともあり、両者が球場に来ることはナインや裏方さん、球団関係者らは事前に知っていた。

 それだけにチーム関係者は「2人が試合を解説していることをまさか現場が意識したわけではないんだろうけど、こんな試合内容を見せては恥ずかしいよね」とバツが悪そうに話す。

 中継で落合氏は選手の起用法についてや「自分だったらここはバント」「打撃コーチは何を教えているのか」「監督やコーチは寝ないでどうしてこうなったか分析した方がいい」などと発言。そうしたこともあって別の関係者は「落合さんはいろいろ言っていたみたいだけど、予言が当たったみたいに言われるのはね。与田監督ではダメだとか思われてしまったら悲しい。嫌な試合を見られてしまった」と、与田竜最悪の試合内容に嘆き節だ。

 もちろん厳しい指摘は、受け止めなければならないが…。とりわけ落合氏は中日が強かったころの指揮官だっただけに、ファンの間で待望論が再燃しかねない。現場としては何とも切ない試合となってしまった。