阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24)が交流戦で不振にあえいでいる。

 延長ドローに終わった16日のオリックス戦(京セラドーム)も5打数無安打に終わり、「自分の役割は塁に出ることなんで(今は)仕事ができていないです」と悔しがった。

 これで13日のソフトバンク戦から今回の“関西ダービー”を含めて4試合連続無安打、一時は3割2分1厘まであった打率も2割7分8厘(16日現在)に落ちた。

 今が試練だが、矢野燿大監督(50)は「そこがプロ(という世界の)のしんどいところ。調子が悪かろうが、結果を出していかないといけないし、ここをどう乗り越えるか」と奮起を期待した。