広島・床田 号泣「今までで一番ショック」

2019年06月15日 13時00分

初回、ブラッシュに3ランを打たれ、首をかしげる床田

 交流戦、みんなで負ければ怖くない――と、のんきなことを言っている場合でもなさそうだ。セ・リーグ首位の広島は14日の楽天戦(楽天生命)に2―11と大敗。交流戦に入ってから4カード連続で初戦を落とすなど苦しい状態が続いている。同日にライバルの巨人が敗れたため首位陥落こそ免れたが、投打が全くかみ合わず嫌なムードが漂ってきた。

 エース・大瀬良に次ぐ5勝を挙げている先発の床田が、立ち上がりにつかまった。初回に茂木のソロ、ブラッシュの3ラン、ウィーラーのソロと3被弾。2回に女房役の会沢の7号2ランで3点差まで迫るも、焼け石に水だった。直後に太田のプロ初アーチのソロ、浅村にもソロを献上して床田はKOされた。1試合5被弾は2010年のスタルツ以来、史上6人目となる不名誉な球団最多タイ記録となった。

 普段は前向きで明るい床田だが、降板後にはベンチで人目も気にせず号泣した。ショックのほどは「今まで野球をやっていて一番じゃないですか…」と声を落とした。

 楽天は3回の辰己の安打の時点で先発全員安打を達成。しかも試合を通じて広島は7被弾で、楽天に1試合の本塁打数の球団記録更新を許した。緒方監督は「また明日しっかりと戦うだけです」と前を向いたが、交流戦7敗中、1点差負けが3回に引き分けが1試合。投手が抑えたら打線が沈黙するチグハグぶりは深刻だ。