
右肩の炎症から復活を目指す中日・松坂大輔投手(38)が一軍昇格への準備を整えた。
14日、ウエスタン・リーグの阪神戦(甲子園)で復帰後2度目の実戦登板に臨み、4回を62球を投げて4安打1失点にまとめた。3回、岡崎に一発を浴びたが「程よくピンチもあったりして、それなりにメリハリをつけながら投げることができた。ゴロを打たせたところは打たせられたし、良かった思う。課題? 特にないです」と自身の投球に及第点を与えた。
次回登板は「体調に問題がなければ、また1週間後とかじゃないですかね。100球がメド? 自分では絶対に必要だとは思わない」と言うように一軍昇格へ向けて待ち切れない様子。
そのタイミングについて「それは僕が決められることじゃない」と言いつつも「気持ち的にはいつでも行ける。あとは使ってくれる人の判断じゃないですかね」と腕をぶす。
門倉二軍投手コーチも「今日は打者と対戦してすごくいい感触があった。良かったというしかない。本人ともいつでも(一軍へ)行けるスタンバイはできたねという話はした」とコメント。与田監督の判断次第では交流戦明けにも“平成の怪物”が令和初の一軍マウンドに上がりそうだ。