右ヒジ違和感のため離脱しているソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(34)が、14日に検査のため渡米することが分かった。

 腰痛で開幕から出遅れていた助っ人右腕は、4日の交流戦・中日戦(ヤフオクドーム)で今季初登板初勝利を挙げたが、登板後に右ヒジの張りを発症して、6日に出場選手登録を抹消されていた。

 一軍首脳陣は当初、ローテーションを一度飛ばしての最短復帰を視野に入れていただけに、先発陣の再編成を迫られることになった。一方で右腕にとっては、より万全を期して後半戦、終盤戦で戦力となるための選択。まずは米国の主治医の診断を仰ぐ形になるが、クリーニング手術などの可能性もあり、再来日は未定という。手術の場合は復帰までに2〜3か月程度要す見込みだ。衰え知らずの優良助っ人だけに、チームとしては軽症を祈るばかりだ。