好調・阪神の親会社の株主総会で「イカ焼き売ってくれ」の珍要請!?

2019年06月13日 13時53分

会場入りする株主たち

 阪神タイガースの親会社である阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が13日、大阪市内で行われた。

 チームが低迷しているシーズンは熱心な阪神ファンの株主から「いつになったら優勝できるんだ」など厳しい質問が飛び交うことが多いが、今季は就任1年目の矢野燿大監督(50)の指導の下、この日の試合前まで33勝27敗3分けの貯金6、首位・広島に1・5差の3位と健闘。そのためか、球団や本社に責任を問うような意見はなかった。

 しかし、ある男性ファンの株主は今季の失策数が12球団ワーストの56(12日終了現在)であることを指摘し、「ミスが減れば悲願の優勝も夢ではない」などと提言。これには昨秋に就任した阪神タイガースの藤原崇起オーナー(67=阪急阪神HD代表取締役・阪神電鉄会長)が「一人ひとりのミスがあるが、今年のチームはお互いのミスを補完し、お互いの特長を出して戦ってます。それでようやく一体感が出ています。最後の最後まで球場やテレビで応援していただければ、皆さんの理想のタイガースになる」と対応した。

 また、東京から始発で来たという阪神ファン歴50年の男性株主は、大物新人の指名を避ける傾向にある球団のドラフト方針に「回転ずしでいえば大トロに手を出さないでタコを取っていくようなもの」と不満を表明。さらには別の株主から「甲子園でイカ焼きを売ってほしい。焼き鳥のタレが濃いんじゃないか」など珍要請まで出ていた。

 昨年の株主総会では質問した株主は17人で、阪神球団や甲子園に関する不満を爆発させたのは7人。野球に興味のない株主から「いい加減、阪神の質問はやめてもらいたい! 経営に関する質疑をやって!」と“内輪もめ”する声まで出たほどの異常ぶりだったが、今年はある意味“無風”となった。