阪神・梅野 逆転2ラン生んだ試合前の超快感体験

2019年06月13日 16時30分

逆転2ランを放った梅野はガッツポーズで生還

 阪神が12日のソフトバンク戦(ヤフオク)に8―2と快勝した。ヒーローは福岡出身の梅野隆太郎捕手(27)だ。守っては自己最多の5勝目を挙げた先発・青柳の7回4安打2失点の好投を引き出し、打っては4回の逆転6号2ランなど2安打4打点。矢野監督は「青柳は安定感があった。梅野(の本塁打)はすごかったね。地元でいい働きをしてくれた。申し分ない」とたたえた。

 福工大城東高から福岡大を経て阪神入りした梅野は、地元凱旋となったヒーローインタビューで定番のパフォーマンス「明日も勝つばい」を炸裂させた。スタンドには家族や大勢の友人たちも駆けつけた。生まれ故郷からパワーをもらったこともあるだろうが、もう一つ、試合前にはプラスの要素を体に浴びてグラウンドに立っていた。

 この日は地元の知人の紹介で「ナノミストバス」という設備を体験。38度から42度に温めた、目に見えない1ミリの10万分の1の大きさの水滴が発生するマシンに15分ほど入り疲れをほぐした。HSP(ヒートショックプロテイン)を体内で増殖させ、人間が本来持つ自己回復能力を促進する効果があるといい、その効能とばかりに活躍してみせた。

 前夜の4時間42分という長時間試合での引き分けからの快勝に「今日の1勝というのは本当にデカイですし、この福岡で勝てたっていうのは、すごい個人的にもうれしいです」と素直に喜びをはじけさせた。これでチームは首位・広島に1・5ゲーム差。ベンチのムードも「めちゃくちゃ明るい」という矢野タイガースの勢いはホンモノかもしれない。