西武がブルペン陣で完封リレー 辻監督「この1勝は非常に大きい」

2019年06月11日 22時02分

笑顔でポーズを取る佐野(左)とマーティン

 西武は11日、巨人戦(メットライフ)に4―0と快勝。先発予定だった今井が発熱で登板を回避したため、緊急先発となった佐野(4回)―マーティン(3回)―平井(1回)―増田(1回)とブルペン4投手が「3安打完封リレー」で緊急事態を乗り切った。

 辻発彦監督(60)は、まず「(4回1安打無失点の)佐野はよかったですね。もっと力むのかなと思って心配していたが、とにかく低め低めにストライク先行でいけたのがよかった。向こうの打線に助けられた部分もあったけど、素晴らしかった」と佐野に感謝した。

 自身最長の3イニングを1安打無得点に抑えたマーティンについては「今井がああいうことになって、連絡を受けた時に『佐野でいいよ』ということになって(2番手は)すぐに自分の頭の中にはマーティンが出てきた。どうしても1イニングとなると力み過ぎるところが多々あったので、2イニング、もしくは3イニングとなれば少しリラックスしていけるのかなという感じではいた」とコメント。佐野と2人で7イニングをつないだ助っ人右腕の力投をたたえた。

 6連戦初戦の先発が体調不良で登板を回避するという不測の事態を、普段は脇役のブルペン陣の踏ん張りによって完璧な勝利に変えた西武。指揮官は「この1勝は非常に大きい。今井がああいう形で回避して、いつも中継ぎで頑張ってくれている投手たちがまさか完封してくれるとは思わなかった」とホクホク顔。1週間後の中日戦初戦もこの“ブルペンデー”を踏襲するかの質問には「柳の下にドジョウは2匹はいない」と笑って否定した。