巨人・山下航汰 早期の支配下昇格へ「ダントツの結果残せば認められる」

2019年06月11日 11時00分

二軍で注目されている山下

【核心直撃】巨人が9日、育成選手の加藤脩平外野手(20)と支配下選手契約を結んだと発表した。3年目の加藤は「スタートラインに立てたので一軍で活躍できるように精進していきたい」と意気込んだが、巨人の育成には有望株がまだまだいる。9日現在、イースタン・リーグ2位の打率3割5厘をマークしている育成1年目・山下航汰外野手(18)。群馬・健大高崎では高校通算75本塁打を放って注目されたが、まさかの育成契約でプロに進んだ山下に、プロでの現状とドラフトでの屈辱、育成選手の本音を直撃した。

 ――イースタンで現在首位打者争い。現状は

 山下 打率の面では出来過ぎですが、高校で75本打ったというのを評価されて獲ってもらった。期待されているより本塁打は少ない(9日現在2本)ので、そこは率を維持しながら本数も増やしていきたいです。

 ――好調の要因は

 山下 木のバットは(健大高崎)高校でも使っていたので苦はなかった。甘い球を捉えるのを最初の課題にして、初球から打ちにいくことを心がけています。プロでも最初は真ん中から入って、そこから徐々に広げていくピッチャーが多い。初球に甘い球がくる可能性は高いので、そこを逃さないように。

 ――昨秋ドラフトではまさかの育成指名だった

 山下 悔しかったですね、正直。自分は今まで後手後手というか、守りに入る選択が多かった。プロか進学かかなり迷ったんですが、一番は親からの後押し。「今行かなくていつ行くんだ」「大学でけがしたらプロにもなれないんだぞ」と。自分の中でも勝負してみたい気持ちはあったので、何回も話し合って決めました。

 ――1位競合の根尾(中日)や小園(広島)でも二軍では打率1割台。自信は

 山下 彼らは全く別次元ですよ。同じ高卒1年目とは思えないし、それはドラフト前から思っていた。自分はまだノーマークで、プレッシャーや期待値は比べ物にならない。でも、そのプレッシャーは一軍だともっと大きいと思うので、今からそういう環境でプレーできてる彼らが、うらやましくもある。自分はまだ同じ土俵に立ててすらいません。

 ――早期支配下昇格を狙っている

 山下 もちろんです。1年目だからとか他の選手が先という事情はあっても、ダントツの結果を残せば認められる。今はそのアピールの時期だと思っています。

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