阪神が今季最多タイの貯金6 好調なのは「予祝」のおかげ!?矢野監督が政財界の面々の前でV宣言していた

2019年06月07日 16時30分

プロ初セーブの島本を迎える矢野監督(左)

 矢野阪神が日増しにたくましくなっている。6日のロッテ戦(ZOZOマリン)は延長10回、糸井の決勝打で4―3と競り勝ち、貯金を今季最多タイの6に戻した。

 この日はマルテが9試合連続安打&来日初の3打点、投げては3年目・小野がプロ初救援で2回無失点、そして9年目の苦労人・島本が初セーブを記録するなど、うれしいことだらけ。矢野燿大監督(50)が「皆が気持ちを出してくれている!(島本の)最後の場面なんて感動せーへんか? どれだけ大変か、分かる? メチャクチャうれしい! 去年ファームでやってきた選手がこんな大事な場面で投げてくれるのは!」と笑顔でまくしたてたほどだった。

 ノリノリ状態の阪神だが、実は交流戦前の移動日となった3日、都内で東京政財界の面々による阪神後援会「虎喜会(トラッキー会)」が開催。出席した矢野監督はまだペナントレース最中だというのに「阪神の優勝、おめでとうございます」「おかげさまで優勝できました!」などとあいさつ。集まった一流企業のお偉いさん方は、面食らいながらも最後は拍手の嵐となったという。

 これは祝辞をあらかじめ想定し、前祝いをすることで夢を実現させるという「予祝」と呼ばれるもの。指揮官は今季、懇親会などで一度だけ、予祝発言を放ったことがあるが、それを今回、何かと影響力を持つ政財界の面々の前で堂々の「V宣言」したわけだ。

 球団首脳は「皆さん、驚いていたが非常に盛り上がったし、喜ばれていた。この調子で厳しいシーズンを乗り切ってほしい」。毎年恒例の後援会だが、今年は指揮官だけでなく清水ヘッドコーチら一軍首脳陣も集結するなど本気度も違った。

「言霊というものがある。言い続けることでそれが本当のことになる。オレは監督をやる限り、それを続けていきたい」と話す矢野監督。誰が今年も最下位…と言ったのか、ますます今後が楽しみになってきた。