中日・与田監督はこの危機どう乗り越える R・マルティネスが7月16日から約1か月も離脱

2019年06月06日 16時30分

今季最多の借金8の与田中日

 12球団唯一の交流戦連敗発進となった中日は今季最多の借金8。ここへきての4連敗で、リーグ最下位のヤクルトに1ゲーム差と迫られた。与田監督は「今のウチの戦力でできることを確実にやるということが一番のキー」と険しい表情で話したが、頭の痛い問題もある。今や救援陣の核となっている右腕R・マルティネス投手(22)がパン・アメリカン大会のキューバ代表に選出され、大事な夏場の7月16日から約1か月も離脱することだ。球団は同大会への参加を認める契約を結んでおり、どうすることもできない。

 R・マルティネスは5日現在、18試合に登板し1敗11ホールド、防御率1・53。左腕ロドリゲスと並んで勝ちパターンを担っており、長期離脱は痛手だ。あるチーム関係者は「1か月も抜けたらロドリゲスがパンクしてしまう可能性もある。球団は代わりの外国人投手を緊急補強したり、何か手を打つべき。このまま動かなければ『この戦力でどう戦うのか』と現場の士気が下がってしまいかねない」と危惧する。

 しかし、現段階で新外国人投手の補強に関する動きはないようで、ある球団幹部は「(R・マルティネスが)登板して抑えて勝っている状況がつくれているなら(代わりの)外国人の投手が欲しいとなるんだろうけど、昨日も今日も(負け試合で)出てくるチャンスもないんだから」と自虐的に話すほど。さすがに半分は冗談だろうが、与田竜はこの危機をどう乗り越えていくのか。