1年ぶり勝利のオリックス田嶋 リハビリ中に気づいた「野球の楽しさ」

2019年06月06日 08時00分

約1年ぶり勝利の田嶋大樹

 オリックス・田嶋大樹投手(22)が左ヒジ痛から復帰し、5日のDeNA戦(京セラ)で約1年ぶりの勝利を挙げた。

 ファンの「お帰り」コールに迎えられ、お立ち台に立った左腕は「支えてくれた人たちに感謝です。これから野球を楽しむということをテーマに頑張っていきたい」。昨年の6月末にケガで登録を抹消され、シーズン中の復帰は果たせなかった。今季も開幕から二軍で調整を続け、ようやく復帰登板にこぎつけたが、長かったリハビリ中に「野球が楽しい」ことに気づいた。

「中学からずっと“やらなきゃいけない”と思って野球をしてきた。投げられなくて悔しかったけど、投げられるようになって“野球は楽しい”と思ったんです。僕は今まで期待されて主軸でエースナンバーをつけ、楽しむことから遠ざかっていたけど、それが原点の小学生の気持ちに戻れた。この気持ちは大切なんだなって、いい経験ができた」

 この日も4回に筒香に安打された際「ピンチと思わず、悔しいよりもピッチングしている実感が楽しかった」という。

 リハビリを乗り越え、精神的に成長した左腕がチームに勢いをつけそうだ。