西武・今井達也投手(21)が4日、広島戦(メットライフ)に先発し、7回8安打4失点だった。

 2回にもらった4点の援護をバックに、3回までは1安打無失点。暗転したのは4回だ。先頭・バティスタに左翼席上段へ16号ソロを浴びてリズムが狂った。続く鈴木誠に左前打を許すと、まさかのボークで無死二塁。さらに西川の左越え二塁打で2点目を失う。一死後、磯村、田中に連続適時二塁打を浴びてあっという間に追いつかれた。

 3回に突如4失点と崩れた5月11日の日本ハム戦(札幌ドーム)、無安打が途切れた7回に5失点した前回、5月28日の楽天戦(盛岡)に続く“ビックイニング症候群”だ。

 降板後、今井は「先制点をもらったのに守り切ることができませんでした。またホームランを打たれた後、しっかり抑えなくてはいけませんでした」と反省しきりだった。