今年で15回目となる「日本生命セ・パ交流戦」の開幕前日会見が3日、都内のホテルで行われ、セ代表として出席した阪神・大山悠輔内野手(24)が、トークセッションでパ代表のロッテ・種市篤暉投手(20)と激しく火花を散らした。

 対戦したい選手名を振られると、開幕カードで激突する互いの名前を挙げた2人。まずは先発で3勝を挙げてブレーク中の種市が「チームで一番力のある4番打者を打たせると、チームが勢いづくので打たせなくない」と意気込んだ。

 すると大山はこれに余裕の笑みで「自分が打ってチームを勢いづけたい。力のある真っすぐを打ち崩すことによって(種市の)気持ちも折れてくれると思う」と先輩らしく宣言した。

 この日はトークが冴えた大山。「甲子園のヤジを楽しみたい」と語った西武・源田には「聞いたら終わり」と返して笑いも誘う場面も。現在、首位・広島に4ゲーム差の2位につける阪神。若き4番が交流戦の主役を張り、チームを浮上に導けるか。