阪神は2日の広島戦(マツダ)に7―5で競り勝ち、対広島戦の連敗を6で止めた。

 2回に広島先発アドゥワを攻め、先頭・梅野の4号ソロを皮切りに打者一巡8安打の猛攻で一挙7点をもぎ取った。先発ガルシアが6回に突如崩れて5点を失うも、守屋―藤川―ジョンソン―ドリスの継投で逃げ切った。

 負ければ首位・広島とのゲーム差が6に開いてしまう一戦をもぎ取った矢野監督は「今の広島は本当に強い。簡単に点を取らせてくれない先発陣が揃っているだけに、接戦をもぎ取っていくのが俺らの戦い方。交流戦前最後の試合で、すごく価値のある勝利だった」と語った。