阪神は1日の広島戦(マツダ)に2―7と完敗し、4カードぶりのカード負け越しを喫し、今季の対広島戦6連敗だ。

 前日の試合で右ふくらはぎを痛めた福留が登録を抹消されたのに続き、糸井もコンディション不良で試合を欠場。頼れるベテランを欠く“飛車角落ち”となった打線は、広島先発ジョンソンに6回1得点。先発・岩田も6回途中4失点とピリッとしなかった。

 低調な試合内容にフラストレーションがたまったのだろうか。6回には最前列に座った観客からのヤジに矢野監督が反応し、エキサイトした表情で激しく言い合うひと幕もあった。