中日が31日の巨人戦(東京ドーム)に7―3で勝利を収め、連敗を2で止めた。試合前には名古屋出身の女優・いとうまい子(54)が中日ベンチを訪れ、ナインを激励。ドラゴンズの勝利の女神となったいとうを直撃した。

 ――名古屋出身で大のドラゴンズファン

 いとう 小学生のころからずっと応援しています。雑誌「月刊ドラゴンズ」でコラムを書いてることもあって、東京ドームと神宮で試合があるときはよく来ています。与田監督にも仲良くさせていただいてます。

 ――与田監督のここまでの戦いぶりは

 いとう 規律は結構厳しくされてるじゃないですか。ナイターの翌日がデーゲームのときだと門限があって。でも選手のみなさんに話を聞くとすごく配慮してくれている。みんなの気持ちを。ノビノビとできているので「すごくやりやすくていい」とみなさん言ってますね。

 ――具体的には?

 いとう 調子が悪いときに首脳陣に呼び出されたりするとビクビクするじゃないですか。でも与田監督はそういうことがないよう配慮して呼び出したりせず、みんながいる中でちょっと耳打ちして「どうなんだ?」と聞く感じらしいです。選手にプレッシャーを与えないように。「プレッシャーを与えたら試合にも響くから」と監督もおっしゃってました。

 ――試合前には月間猛打賞記録のかかっていた高橋周平選手と話していた

 いとう 周平くんは自分を出さないというかポーカーフェースな感じじゃないですか。ベンチでOBの方から「頑張れよ」と言われてましたが「頑張んないっす」と言ってました(笑い)。「頑張らなくていいから来た球を打ちなね」と言ったら「おっ、それやります」と。彼はどちらかというと理論で動くというよりも本能で打つタイプですよね。

 ――高橋はソロ本塁打を含む5打数2安打3打点。あと一歩で新記録達成とはならなかった

 いとう もうちょっとでしたね。そりゃあ意識しますよ。でも本塁打も打ってくれたし、これからチャンスはいくらでもある。のっているので。

 ――今年のドラゴンズに期待することは

 いとう Aクラス。去年までのことがあるから。一足飛びにいくのはなかなか難しいかもしれないけど、みんなヤル気で頑張っている。その成果が出てくれたらいいですね。主人は巨人ファンなんですが、明日も中日の勝利を願って応援に行きます!