球団記録目前で連勝ストップでも広島の自信に揺るぎなし

2019年05月27日 16時30分

7回に同点タイムリーを放った長野

 あと一歩が及ばなかった。広島は26日の巨人戦(東京ドーム)に4―5の僅差で敗れた。勝てば日本一に輝いた1984年の球団記録に並ぶ12連勝だったが、首位攻防戦は2勝1敗の勝ち越しで終わった。

 緒方孝市監督(50)は「いつも通り一丸となってしっかりと戦えた。勝てなかったのは悔しいけど、週明けから6連戦があるのでしっかりと戦う。それだけです」と淡々と話した。そんな指揮官の姿勢と同様に敗戦にも嫌なムードは一切ない。

 この日も長野の適時打で一時同点とした。高ヘッドコーチは「こういう野球を続けていって、きっかけさえあればまた連勝はできると思う」と話し、開幕から5カード連続での負け越しを喫した時期への逆戻りをきっぱり否定した。

 苦しい時期が続いたが広島ナインに悲壮感は一切なかった。選手会長の会沢は「いい時は来ると思っていましたし(選手)個々にそういう話をしたりしました」と明かし、開幕投手の大瀬良も「(3連覇して)研究されないほうがおかしい」と考えていたと言い、こう続ける。

「選手は(開幕前から)いずれ悪くなる時も来るとそれぞれが想定していたと思います。今(良くなったのは)カープの普通の野球ができている、それだけだと思いますよ」。リーグ3連覇の絶対王者の自信は簡単には揺るがない。