低迷中日に新たな火種 ロメロ、モヤ、アルモンテの関係

2019年05月24日 16時30分

22日の広島戦で5回3失点のロメロ

 中日の外国人選手たちの関係が、なにやらキナくさくなってきた。23日現在で今季最多の借金6を抱え、最下位DeNAとは1ゲーム差。特に最近5試合では計10点と打線の破壊力不足も深刻だ。そのため与田監督は前日22日の広島戦に先発し、5回3失点(自責点2)のロメロの出場選手登録を抹消。代わりに24日のヤクルト戦(神宮)から二軍戦42試合で打率3割2分9厘、9本塁打、28打点と好調のモヤを昇格させる。

 指揮官は「(モヤの)打撃がいいのは前から聞いていた。今のメンバーの状態が上がればいいけど、全体的に調子が落ちている。(ロメロは)内容でファームに行かすわけじゃない。いかに外国人枠をうまく使うか。その時に応じて外国人枠を最大限に使わないといけない」と説明。悩んだ末の決断だったことをうかがわせた。

 ただ、選に漏れた側は面白くない。ロメロは7試合に先発してチームトップタイの3勝(3敗)を挙げ、防御率2・85と安定していたことから、二軍落ちを伝えられた22日の登板後から“取材拒否”。この日、マツダスタジアムで行われた全体練習でも険しい表情のままで、ナインと会話を交わす様子も全く見られなかった。

 4月25日にロメロとの入れ替わりで二軍落ちしたアルモンテも怒りを爆発させているという。チーム関係者は「アルモンテとすれば、自分の方が格上で、ここ2試合で3安打、1本塁打、3打点と調子が戻ってきたのに『どうして一軍に上がるのが俺じゃなくてモヤなんだ』と不満を漏らしている」と明かす。

 外国人枠は4人で、チーム事情から4番を打つビシエドに、勝ち試合の終盤を担うロドリゲス、R・マルティネスは外せない。仕方のない措置とはいえ、助っ人同士がギクシャクしているようでは反撃もままならなくなってくる。