西武・山川穂高内野手(27)が21日、ソフトバンク戦(那覇)で両リーグ通じて20号一番乗りとなる3ランを放った。

 4―3の7回一死一、二塁、相手4番手・松田遼のスライダーを捉え、打った瞬間にそれと分かる故郷・沖縄での凱旋初アーチ。「打ったのはスライダーです。沖縄の皆さんのために打ちました! 鳥肌全開です!!」

 43試合目での20号は昨年の72試合目(7月1日の楽天戦)を29試合も上回る自己最速で、シーズン66発ペース。公言する「2年連続本塁打王」「50本塁打」を十分射程圏とする理想のペースで量産態勢に入っている。