巨人・上原シーズン途中で引退 今年ここまで一軍登板なし

2019年05月20日 11時35分

2018年7月20日、日米通算100ホールドを達成し、陽岱鋼(左)とタッチする上原

 巨人の上原浩治投手(44)がシーズン途中で引退することが20日、分かった。今季はここまで一軍登板がなく、二軍でも9試合の登板にとどまり、防御率4・00。3日のイースタン・ロッテ戦を最後にマウンドに上がっていなかった。力の衰えを痛感、若手の登板機会を奪わないためにも、ユニホームを脱ぐことを決断。球団に伝えている。

 上原はメジャー4球団を経て昨年3月に巨人復帰。調整不足もあり、シーズン序盤は苦しんだが、7月20日に「100ホールド」をクリア、「100勝」「100S」と合わせ、史上初の日米通算「トリプル100」を達成した。昨年10月に右ヒザのクリーニング手術を受け、自由契約となったが、12月に再契約。21年目の今季、現役最年長投手として勝負をかけていた。

 本紙でレッドソックス時代の2013年から「中継ぎピッチャーズバイブル」を、昨年3月の巨人復帰後は「中継ぎ――Season2」を不定期連載し、好評だった。日本では最多勝、最優秀防御率をそれぞれ2度獲得し、沢村賞にも2度輝いた。レッドソックスが世界一に輝いた13年、4度胴上げ投手となった絶対守護神ぶりは米国のファンにも強烈な印象を残した。日米球界で活躍したレジェンドがマウンドに別れを告げる。