継投ミスで西武の連勝ストップ 小野投手コーチ「オレの責任」

2019年05月17日 15時23分

8回に力尽きた榎田

 西武は16日のソフトバンク戦(ヤフオク)に1—5と競り負け連勝が3でストップ。今季初の同戦勝ち越しは決めたものの、3連勝はならず借金は再び2に戻った。

 試合は今季3試合目の登板となった榎田が7回までは5安打2失点と高橋礼との小気味いい投手戦を演じていたものの、最後は継投のタイミングが勝負を分けた。球数が100球を超えた8回に1安打2四死球で二死満塁のピンチを背負った榎田は、4回に一発を浴びていたグラシアルと内川に連続タイムリーを打たれ最終的に5失点と力尽きた。

 辻監督は「展開的にはいい展開だった。(先発がきっちり試合をつくる)理想的な展開だったけど、追い越せなかった。(2本の)テラス弾はしょうがない。榎田は100球ぐらいなのかな。でも(7回までは)素晴らしかったからね。やっぱり、ちょっと球威がなくなるとああなる。難しいところ。あそこまで頑張っていたから。継投? 結果的にそうなるよね」とコメントした。

 小野投手コーチは「オレの責任。(7回までの)あのピッチングを見たら榎田と心中だと思った」と継投ミスをざんげ。8回のピンチで中継ぎエース・平井との交代機を迷い結果的に手遅れとなった判断遅れを悔やんだ。

 そもそもが極端な打線依存型の西武。先発のクオリティースタート率(6回以上を自責点3以内)が35・9%と低く、1点を争う接戦の状況で終盤まで好投を続ける先発投手の代え時を見極めるベンチの勘も養われにくい。この日の敗戦は白熱の投手戦で勝ち慣れていないチーム編成による弊害なのかもしれない。