中日 逆襲の鍵は森チルドレン

2019年05月09日 16時30分

R・マルティネス(左奥)、ロドリゲス(右)らと談笑する森SD(中)

 中日が8日の広島戦(ナゴヤドーム)に2―3で敗れ、5カード連続の負け越し。借金は今季最多タイの4となり与田剛監督(53)も「(12連戦は)勝ち越してないから楽しいわけないよね」と渋い顔だ。

 ここが正念場の中日だが「森さんの眼力は本当にすごい。見つけてきた外国人はほとんど当たりだからね。よそなら何倍も払うような外国人を格安で契約できちゃうんだから」(チーム関係者)と球団内では改めて森繁和SD(64)への評価が急騰している。敗れたとはいえ、この日もR・マルティネスとロドリゲスが無失点リリーフ。防御率0・84のR・マルティネスと4試合連続無失点のロドリゲスが今や救援陣の要となっている。

 R・マルティネスは森SDが2016年にドミニカ共和国視察に訪れた際「たまたまつけたテレビで22歳以下の大会が放送されていて、すごくイキのいいボールを投げるキューバの投手がいた」と見つけた選手。キューバ野球界の重鎮でもあるリナレス巡回コーチに「うちに預けることはできないか」と相談して17年に中日に育成選手として入団させることに成功。今季推定年俸はわずか1000万円だ。

 ロドリゲスも「力のある左のリリーフ」として森SDがずっとチェックしていた選手で「今のうちに獲っちゃった方が安い」と昨季途中の7月に3Aから中日に入団させた。最速159キロ左腕の今季推定年俸も7000万円と割安だ。

 この日5回3失点で負け投手となったものの、ここまで2勝のロメロの推定年俸も5000万円。森チルドレンともいえる格安外国人トリオの活躍が中日逆襲の鍵となりそうだ。