ヤクルト 青木への頭部死球で阪神に激怒

2019年05月09日 16時30分

6回、頭部に死球を受けた青木

 ヤクルトは8日の阪神戦(神宮)を延長12回7―7の同点で引き分け。5点差から劇的な追い上げを見せるも、青木宣親外野手(37)への頭部死球をめぐり阪神サイドへの怒りが爆発した。

 6回、二死走者なしの場面で阪神の先発・岩田の3球目が青木の右側頭部をヘルメットの上から直撃。青木は地面に倒れこむと、すぐさま立ち上がり怒気をあらわにマウンドに詰め寄った。ベンチからは両軍が飛び出し、球場は一触即発の状態。岩田が危険球退場となり、警告試合が宣告された。

 ところが延長12回、1点ビハインドの場面で今度は村上が島本から死球。たまらず小川監督が審判のもとへ駆け寄った。小川監督は「しょうがないでは済まされない。頭だから」と怒り心頭。村上が死球を受けた場面については「警告試合だから退場じゃないかと。狙ってやったわけじゃないからと言われた。あの場面を考えたら村上には死球でもいいと思ったんじゃないか」と疑念を隠さず話した。

 青木は昨年6月30日の同カードで岩貞、8月19日にはこの日と同じ岩田に頭部死球を受けている。今季は尾仲から右ヒザへの死球も受けており、怒るのも無理はない。前カードでは坂口が左手に死球を受け戦線離脱するなど、とにかく阪神戦での死球の多さが目立つ。 試合後、青木は「大丈夫、大丈夫。もちろん戦いだからね」としつつも2年連続の頭部死球については「それについてはノーコメント」と一言。遺恨戦に発展しかなねい不穏な空気となった。