貯金最多タイ2の阪神にさらなる朗報 掛布SEAが現場ベンチに来るぞ!!

2019年05月08日 16時30分

4月21日、始球式に登場した掛布SEA

 阪神が7日のヤクルト戦(神宮)に3―1と辛勝し、貯金を再び今季最多タイの2に戻した。

 新人・木浪が「絶対打ってやるという強い気持ちで入った」とプロ初の決勝打を放ち、そのリードを先発・秋山ら投手陣が最後まで死守。矢野監督は「序盤は苦しかったけど粘れたから結果が出た。(途中までの)1点差は皆、難しくて慎重になるけど、その中で最善を尽くしてくれた」と褒めたたえた。

 振り返れば開幕前の下馬評は低かった阪神。それが目下、4カード連続勝ち越し中と勢いが付いてきたわけだが、そんな中、球団サイドはさらにチームの士気を盛り上げようと“ミスタータイガース”こと、掛布雅之オーナー付シニアエグゼクティブアドバイザー(SEA=63)を臨時の指南役に担ぎ出そうとしている。

 球団幹部は「今までは掛布さんが試合前にベンチや練習に顔を出すことはなかったけど、スケジュールが合えば来てほしいとお願いしている。(掛布氏が)二軍監督時代の教え子は多いし、コーチ陣も一緒にやってきたのが多い。直接、気が付いたことを言ってもらえればありがたいし、モチベーションも上がる」と話す。

 掛布SEAはこれまで「オレが何かと出ると現場に気を使わせるから」と遠慮してきたが、球団の再三の要請に「顔を出すよ」とついに快諾したという。

 大物OBのベンチ訪問など普通ならどこでもある話だが、今回の意味合いは大きい。掛布SEAは二軍監督だった2017年、当時の金本監督との野球観の違いやフロントの不手際などで電撃退任。以来、現在のフロント職に就いてからは現場と完全に距離を置いてきた。

 だが、指揮官も「OBの方にも応援してもらいたい」と話す矢野監督となり、今年4月21日の巨人戦(甲子園)では自ら始球式にも登場した。関係が良化しているとあれば掛布SEAのナインへの直接助言も大いに役立つはずだろう。今後の阪神が楽しみだ。