オリックス・山岡の独自理論 エースって何ですか?

2019年05月04日 13時00分

オリックス・山岡

 オリックスの山岡泰輔投手(23)が3日のロッテ戦(京セラドーム)で8回1失点の好投で3勝目を挙げた。初回と3回以外は走者を背負っての投球となり、9回は守護神・増井のリリーフを仰いだものの、127球の熱投。お立ち台では「この2試合、野手の人に僕の負けを消してもらっていたので今日は気合を入れていった。完投をそろそろしたいです」と声援に応えた。

 金子(日本ハム)、西(阪神)が抜けた今季は開幕投手を務めた。チームでは「もっともエースに近い男」として存在感を発揮しているが、本人の「エース」に対する考え方には独特なものがある。山岡は言う。
「エースって何なのかよく分からない。結果を出すことなのか、存在感なのか…。引っ張っていくというのもどういうことなのか。例えば若い榊原が十何勝して、僕が少ししか勝てなかったら来年から榊原がエースになるってことですか? 僕はエースと呼ばれることに興味はないし、ヨソのチームでも誰がエースっていうふうに見たことはない」

 エースの存在を否定するわけでもなければ、そう呼ばれることを恥ずかしがっているわけでもない。山岡は「1人がエースっていうのはおかしいと思う。先発の6人がみんなエースになればいいでしょ? そうしたら最強、絶対に優勝できる。新しい考え方でしょ?」と真顔で訴える。

 それもこれもフォア・ザ・チームの気持ちの表れ。山岡は投手キャプテンとして先発陣をまとめ“全員エース級”の活躍で上位浮上を狙う。