日本ハムの斎藤佑樹投手(30)が2日、西武戦(西武ドーム)の8回に4番手として救援登板し、1回を無失点に抑えた。4点を追いかける場面で登板した斎藤は、丁寧な投球で先頭打者・森を三ゴロに打ち取ると、続く栗山も初球で左飛に打ち取る上々の立ち上がり。代打で登場したメヒアにはバットを一度も振らせることなく四球を与えてしまったものの、直後の外崎の打席で盗塁を試みた代走・熊代を石川亮が見事に刺して3アウトに。

 試合後、斎藤は「今日は石川に助けられましたね」と笑みを浮かべた。前回登板でもバッテリーを組み無失点に抑えた女房役・石川亮。「相性はいいと思います。配球をアレンジしてくれて良さを引き出してくれますし、そのポテンシャルに助けられてます」と感謝の言葉を口にした。

 一軍再昇格後、この日までに3試合、計4回を投げて無失点の好投を続けている斎藤。状態については「特に変化はないですね。現状維持です」と淡々とした様子だが「結果を出すだけ」と常々語っている通り、今後も与えられたポジションでアピールを続けていく。