絶好調の阪神ドラフト1位・近本光司外野手(24)が2日、広島戦(甲子園)で5打数3安打と今季2度目の猛打賞。これで13試合連続安打となり、2001年の赤星を抜いて球団新人最多連続安打記録を更新した。

 試合は9回、守護神ドリスの乱調などで0—4と完敗。チームの連勝は4でストップし、再び借金生活に戻ったが“令和元日”の1日同戦で逆転V打&3盗塁と活躍した近本のバットは止まらない。この日は鯉のエース・大瀬良から左前打、右前打、左前打とまさに「打ち出の小づち」…。打率も3割4分と上昇した。

 12試合連続安打とした前日の試合後には「(赤星氏は)憧れの先輩だったので並ぶことができて良かった」と話した近本。今や虎に欠かせない男だ。