一軍再昇格を果たした阪神・藤川球児投手(38)が27日、中日戦(ナゴヤドーム)で4―5の8回に3番手で登板した。

 150キロ台に届く直球を主体に変化球を交え、井嶺、加藤、福田を3者連続空振り三振に仕留める圧巻の投球を披露。「目の前の打者を抑えることに集中した。シーズンは長いので、使いやすい“駒”になれるように」と充実した表情で投球を振り返った。

 福原投手コーチは「彼らしい力強い球が戻ってきた」と評価した。