全力男 中日・根尾よ“手抜き”せよ

2019年04月27日 13時00分

全力スイングは根尾の持ち味だが…

 左手人さし指を負傷してリハビリ中の中日のドラフト1位・根尾昂内野手(19)にまさかの“手抜きのススメ”だ。26日はナゴヤ球場の屋内練習場で2日連続となるノックを受け、ティー打撃でも両手でバットを握って打ち込みを行うなど、順調な回復ぶりを披露。16日のウエスタン・リーグ阪神戦(ナゴヤ球場)の守備で、盗塁を狙った走者と交錯し、8針縫った患部について「もう少しで(糸は)取れます」とうれしそうに話した。早ければ5月4日からの同ソフトバンク3連戦(タマスタ筑後)にも実戦復帰する見込みだ。

 根尾は故障前に二軍戦22試合で打率1割4分3厘、30三振と結果を残せなかった。左手人さし指の負傷が完治しても、何かを変える必要がある。そんななか、石井二軍打撃コーチは相手を見下す重要性を訴えた。

「もともと打てるんだから、投手をナメてかからな全力男 中日・根尾よ“手抜き”せよいとダメ。バットを思いっ切り振ってばかりでなく、軽くポンと振って長打を打てるようにならないと。それが早くできるようになればレギュラーになれる」

 理想は巨人・坂本勇の打撃だという。石井コーチは「坂本のように、いい打者は自分のポイントを持っていて、軽く振っているように見えてもホームランが打てる。そうなったときに根尾も褒めてやる」と付け加えた。

 根尾はストイックな性格で知られ、練習でも試合でも常に全力で取り組み、高校時代は頂点に立った。「テニスのロブショットのようにナメてやることが大事。一生懸命やっているうちは勝てない」とも言う石井コーチの助言に耳を傾けてもいいかもしれない。