西武・山川 両リーグ最速到達10号は不振の秋山への激励弾

2019年04月25日 16時30分

 西武・山川穂高内野手(27)が24日のロッテ戦(ZOZOマリン)で9号ソロ、10号2ランを連発。今季初のマルチ本塁打で両リーグ最速の2桁本塁打に一番乗りし、4―1の勝利に貢献した。本塁打ペースはこれでシーズン68本ペースだ。

 公言する50本塁打に向け、順調な滑り出しを見せていることに山川は「何でもトップはうれしい。まだ前後することはあると思いますけど、しっかり明日も打っていきたい」としながら「打率(2割3分8厘)がもう少しなので、いいスタートではない。それにチームの勝利に貢献するホームランがまだ少ない」と一発の出た試合の勝率が5割(4勝4敗1分け)であることを気にかけていた。

 初の本塁打王に輝いた昨季は前を打つ3番に127打点を挙げた浅村(現楽天)がおり、試合を決める局面で浅村がまず相手投手を粉砕。気落ちした直後にダメを押すような流れが確立された。

 しかし、今季はキャプテンの新3番・秋山がここまで打率2割1分と苦しみ、21日のソフトバンク戦から15打席連続無安打(うち2四球、5三振)と深刻な打撃不振の中にいる。必然的にすべてのチャンスは山川へと巡り、プレッシャーが増している格好だ。

 しかし、山川は「それはありますけど、いなくなった人のことを言ってもしょうがない。僕たちはいるメンバーで頑張っていくしかない」としながらこう続けた。「秋山さんは絶対に打ちます。それだけの信頼度はある。絶対に打ってくれる人が前にいてくれるので、今打っていないから僕がどうにかしなくちゃというほどのプレッシャーは感じていない。僕らは一試合一試合プレーするだけ」

 この日の2発は不振にもがく秋山への変わらぬ信頼を示す一方で、復調を信じて待つ激励弾でもあった。